活動報告
信頼と思いやりで結ばれ、安心して心豊かに暮らせる社会をつくる運動です
感謝・協調・奉仕の精神を基盤にして、あらゆる人びとの思いやりの心(善意)を呼び起こし、助け合い、補い合い、手を携えて平和で生きがいのある健全な社会にづくりを推進すると共に、この運動を地域から世界に向けて発信し普及させ、地域、社会、国家、世界の平和の実現に寄与していくことを目的としています
明るい社会づくり運動 埼玉県協議会は、伝統と革新を合言葉に、次代に継ぐ平和運動コミュニティーの創造を目指して、埼玉県下30を超える各地域の加盟団体により構成されています
このページでは 協議会としての活動をご紹介しています。
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明るい社会づくり運動 埼玉県協議会 の活動
2020年の2月22日に実施予定であった当塾は、2019年末から拡大が懸念された新型コロナ感染の
影響で、2度に渡る延期に追い込まれましたが、首都圏においては複数回の緊急事態宣言が発出された中、延期再開催の直前となる10/1に解除され、10/9には無事に開催し終えることが出来ました。
さきたまフォーラム明社塾を顧みて 実行委員長 加須明社会 小林 信雄
1. 新型コロナ禍で昨年2月より延期となっていました「さきたまフォーラム明社塾」については、一年半に及ぶ延期により10月9日~10月10日2日間の日程で吉見町の会場から加須市の加須げんきプラザでの開催
が決まりました。さきたまフォーラム実施については8月9日に、各地区明社県理事様あてに「案内状」および「募集チラシ」の送付を始めました。この頃の新型コロナの感染状況はピークを迎えるころで東京都では緊急事態宣言中、一日の感染者が5000人を前後していました。連日コロナ感染対応による行政指針も国、県、市町村などで変わっていました。その為開催に至ることが可能かどうかどうかは検討に検討を重ねていると同時にHPでは応募の最終期限を9月8日(水)と案内等開催に向けての準備も進めました。8月の最終週には9月1日に緊急事態宣言解除の噂が出てきました。開催か中止か延期か縮小かを緊急事態宣言中に判断することは大変迷いましたが日程を1日として決め9月12日に実行委員会を開催し完璧な準備ができない中で役員の協力によりさきたまフォーラム明社塾が開催できました。多くの皆様の参加を頂きありがとうございました。
2. 二年間にわたる新型コロナ禍で生活、伝統、習慣などがこの先変わってくると思われ、これからの団体での活動も変わった活動になって行くように思います。
又、これからの社会は自己中心の人々が増えて行くような気がします。普段から私たちは、自分の考えや行動が間違っているとは思いません。人から「それは一方的見方ですよ」と指摘されても自分が先入観や色眼鏡で物事を見ているとは考えないで視野が狭くなっているのではないでしょうか。例えば自分にやさしくくれる人の言葉は素直に信じられても、批判的な人の声は端から否定するのでは無いでしょうか。自分の感情や都合を大事にする見方や受け取り方を多かれ少なかれしていると思います。この見方が強すぎると「自分の考えが正しい」「自分の判断は間違っていない」といったとらわれが強くなって、物事を正しく見る目がさらに曇ってしまうのではないでしょうか。そして思いやりの心が欠けてしまう、このような人達が増える時代に入ってしまったのか危惧しています。
顕著なのがIT社会の世代で、パソコンやスマートホンは生活の一部として浸透していることから他人との情報交換に長けており趣味や考え方が一致する仲間とのコミュニティを形成し易く、意見の合わない他者を簡単にブロックしてしまう。又、容易に人とつながる事が出来る事から苦労して人間関係を築くというアナログ的なやり方は減っています。
核家族化、人口減少やIT社会が進んだ事により世代を超えた関わりが少なくなり、自己中心的な狭い考え方の人が増えているのではないでしょうか
三人集まれば社会ができます。自然的であれ人為的であれ、家族、自治集落、宗教、階級、国家、政党、会社、学校、等とそれをとりまく特定の仲間。また、何人かが集まって構成する特定の場等、幾重にも重なり合った社会で暮らしています。
3. これから変わって行く社会の中で講演を受講しました。明るい社会づくり運動の歴史は50年以上も経っても今も変わっていないことに身震いするほど感動し、しっかりと提唱者の理念を心に刻みました。私の心に強く残っている言葉は以下の二つです。
① 明るい社会づくり運動にかけた願いの一つはだれもが持っている善意を呼び起こす。二つは善意を集結し、人を救い、世を立て直す。
② 明るい社会づくり運動で一番大事なのはまず、自分の身近なご近所を明るくする行動を起こす。その運動を地域全体にその輪を広げていく。みんなが参加しその日から行動できる運動にしていく。
この度の講演で、さきたまフォーラムで活動の違いを改めて復習しました。明社運動の理念を深めこれからの仲間づくりに役立て、ひとりひとりの仲間全員が喜び合い社会貢献出来るように頑張っていきましょう。